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フェイルセーフの視点

  • 2007/03/28(水) 12:27:20

どこかの原発で、隠された臨界事故があったそうですね。・・・過去に。
ここでは組織の隠蔽体質うんぬんについては触れませんが、ちょっと気になったことを書きます。

原子炉の構造のことです。

TV報道なので鵜呑みにはできないですが、臨界事故が起こった原因は「制御棒の抜け落ち」だったそうです。そして、そのときの説明用の原子炉の模式図を見て、かなりの違和感をおぼえました。

制御棒が、下へ抜け落ちる構造だったなんて!
「マジで?!ほんとにほんとに、ほんとかよ??」って思いました。

私だったら、制御棒は逆に、炉心から上へ抜け上がる構造に設計したいです。
それはフェイルセーフ(fail safe)のためです。

平たく言えば制御棒というのは、原子炉の核分裂のブレーキでして、
炉心へ沢山突っ込めば核分裂は止まります。
いっぱい抜くと、核分裂は連鎖反応ですから、反応の歯止めが効かなくなり臨界します。

ですから今回のような不測の事態で、制御棒の動きをコントロールできなくなった場合、
重力で抜け落ちるよりも、重力で炉心に突っ込んじゃうほうが安全に思えるからです。

フェイルセーフ(fail safe)というのは、
なんらかの装置、システムにおいて、誤操作、誤動作による障害が発生した場合、常に安全側に制御すること。

とあります。実際の例を挙げますと、

鉄道のブレーキが、走るとき以外は常時自然状態でブレーキがかかっており、走らせるときのみ動力でブレーキを外すように設計されていたり、自動車のアクセルが、人間が意図的に踏み込まない限り通常はOFFの状態にもどるのもフェイルセーフです。
踏切の遮断機が、停電時には重力で自然に下りたままになり踏切内への立ち入りを防止するのも同じ思想です。
つまり「トラブルが起こっても、安全側へ転ぶ」ってのが重要なんです。

【フェイルセーフについて1】
【フェイルセーフについて2】
これらの視点からいくと、下へ抜け落ちる制御棒って“危険側”に思えます。

ただこれは素人の浅知恵でして、実際の現場ではそうも行かない事情があるんでしょうかね。

あと、フェイルセーフは、
「装置やシステムは必ず故障する、あるいはユーザは必ず誤操作をするということを前提にしたものである。」とあります。

でも、原発には故障も誤動作も許されません。
このへんが難しいところです。

原子炉だって装置の一種に過ぎないし、制御してるのは生身の人間ですから、必ず故障や誤動作は起こります。

そうした中で、破滅的トラブルを想定した準備は、是非やるべきです。
しかしその一方で、準備するという行為は、危険の存在を自ら認めてしまうことになります。

この単純なジレンマを克服できていない風土が問題の根底に横たわっています。

お、、、うーむ、、、
思いつきで書き始めましたが、この話って総合技術監理の論文のテーマになりそうですね。

続きに追記しました。↓

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コンクリート診断士に登録

  • 2007/03/20(火) 08:53:32

コンクリート診断士としての登録が完了しました。
いやはや、、、首を長くして待っていました。
名刺にも診断士の肩書きが追加され良い感じです。
あ、そうだ!プロフも更新しなくちゃね。

魔の交差点

  • 2007/03/12(月) 19:19:17

魔の交差点って、ありますよね。
交通事故が多発するという、、、、。
実は私の勤務する会社の前の交差点がソレです。
毎年1回は必ず交通事故がありますし、私の妻もここでぶつけられた履歴があります。
で、先週も事故がありまして、救急車やレスキューまでやってくる始末。我々は慣れっこなので、事故処理の手伝いはオテノモノです。
事故の当事者さんは、どうしても少なからずパニック状態になりますから、すこしでも人的,社会的ダメージを最小化すべく警察手配したり、交通整理したり、当事者さんを気遣ったりといろいろです。

しかし危ないんだよな、、、。
信号機つけてほしいです。

ご存知かもしれませんが、「ハインリッヒの法則」ってのがあります。

詳しくは説明しませんが、これだけ小さな(?)事故が繰り返すということは、将来、いや明日にでも、いやいや今日にでも、人の命が失われるような大事故が起こる可能性が極めて大です。
こういうリスクはなんとか低減しないといかんと思います。

信号機の無い交差点で死亡事故が起こると、その後に信号が新設されると聞いたことがあります。
でも事後対策じゃいかんのではないでしょうか、こればかりは。

そして、今日も事故がありました。

信号機つけてほしいのです。

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