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うつ予備群だそうな・・・

  • 2007/09/29(土) 16:14:51

更新が停滞しており申し訳ありません。

えー激務というか、、、

どうやら、私も「うつ」を患ったようです。

うすうす感づいてはいたんですが、、、

さすがの私も、人の子ってところでしょうか。

原因は「忙しすぎ」。
原因を特定できているのが救いでしょうかね。
いや実際、地すべり調査&対策設計の7箇所同時進行とか、一人じゃ無理だってば・・・。
スタッフ俺一人に対して、どんだけ仕事とってくるんだよって感じ。ここで書いても仕方ないんですが、私がやってる地すべり対策業務って、簡単にアウトソースできるような単純なものじゃないんですよね。
普通の会社なら1現場に数人がチームになって立ち向かうんです。それを私はこれまで何年もほぼ1人でやってきた。

でも今年は無理でした。

会社の駐車場で車中泊しながら頑張ったこともありましたが、
下痢が止まらないし
体重を維持できなくなるし、
自分の成すべき行為の優先順位がわからなくなって、
目の前に迫った作業を黙々とこなすのみ、、、
「工程は大丈夫か?」と聞かれても
そんなのわかるわけが無い。
それを考える余裕が無いから困ってるのに、、、
僕の中では工程は最初から破綻してるんだ。
だれかに助けを求めたくても
だれかに指示を出す手間すらない。


で、どうにもしんどくなって簡易なカウンセリングを受けました。保健師さんは意外と親身になって聞いてくださいました。そして、あとで本格的な相談窓口と専門医療機関の連絡先を郵送すると約束してくれました。
「もしかすると、お医者様にかかる時間も無いほど忙しいかたに、こういう対応しかできなくて申し訳ないけれど」

とも仰ってました。
うん、、、よく判ってらっしゃる。

で、2日後、保健師さんからお手紙が届きました。
あまり期待はしていなかったのですが、本当に心配して下さったようで、丁寧な手紙でした。

同時にセルフチェックシートなるものが同封されてました。


自分の抑うつ状態の深刻度をセルフチェックするシートです。
やってみるとこんな感じ。



どうやら「軽度の抑うつ傾向あり」だそうです。

うーん、軽度であっても放置はできません。
重篤な状態になって、早まった行動に出たり、再起不能になるわけにはいかんのです。

なぜなら私には愛する家族がいる。
社会的にも「技術士」としての責務がある。

なので、うつが軽度のうち(自分でなんとかできるうち)に、なんらかの対策を講じねばなりません、、、、、さてさて、、、

==============================
・・・っと、ここまでが、ちょうど1ヶ月前のことです。

その後も、社内の環境は改善しません。
日々深夜まで働いてなお、先が見えません。
今も一人で仕事をしています。明日も出勤です。

いささか疲れました。

会社の取締役レベルには
「体調がすぐれない」
「私の代役を準備しておいてほしい」
「できれば月単位、年単位の休暇をいただきたい」

そう伝えてあります。
その意味をどこまで深刻に受け止めてくれているかは怪しいですが、、、。

「月単位、年単位の休暇」ってのは、平たく言えば「もうこの会社は辞めたい」って意味です。そこまでハッキリ言わんでも気付いてほしいし、ハッキリ言ったら、それが最後なわけですし。ってことで、目下、己に降りかかる火の粉を払うのに手一杯な今岡の近況報告でした><

最高の贈り物

  • 2007/09/14(金) 20:40:17

嬉しいことがありました。
どうもここのところ、ふさぎがちな毎日が続いていますので、
些細なことが心に沁みてしまいます。

姪っ子(4つ)からプレゼントをもらいました。
これです↓
姪の作った携帯電話

携帯電話だそうです。
自分で作ったのだそうです。
ちゃんと中折れパカパカタイプです。
パカッと展開状況


(おおおおお、すごーーーい。こんなの作れるんだ・・・。)

液晶モニターもあります。
なんかボタンもついてますw。
(1、2、3、、、ふむふむ。

・・・10?!・・・)

10ってボタンは普通ないけど、、、
でも、そんなの全然OKです。
きっと僕の知らない最新機種だからに違いありません。

誰に教えられたのでもなく、自分で思いついて
自分で考えて自分なりの工夫で作る・・・。これは感動です。

私の感動をここでテキスト化して説明するのは多分不可能なんですけど、
僕は、こういう素朴なプレゼントには からっきし弱くて
またまた目頭が熱くなってしまいました。

彼女には本当にかなわないです。

彼女は僕と遊ぶのが大好きで、「次のお休みはいつか?」といつも聞いてきます。
休みなんてほとんど無いし、彼女とはめったに遊べないけれど、
それでも彼女は僕のいつ取れるとも判らない休日を、ずっと待ってくれている。
こういうのを作りながら。

とにかくできる限り喜んで見せて、
(事実、本当に嬉しかったのです)
思い切りほめてあげることしか今の僕にはできません。
そしていつかまた一緒に遊ぼうなって約束しつつ、
この“大切なもの”をポケットに忍ばせて会社へ向かうのでした。

辛くて
辛くて
やりきれなくなったら
これで電話するからね。

ありがとう。

お客様へ価値の提案

  • 2007/09/12(水) 00:20:50

公共工事であれ、住宅リフォーム業界であれ、今や、低価格競争が熾烈です。
それを顧客が最初に要求するからです。

出雲地方では、こういいます。

「ィェアスィェガ・ゴッツォ!」

えー、、、、イタリア語みたいですが、出雲弁でして
標準語に翻訳しますと「安いがご馳走」となり、意味は
「なにはともあれ、安ければ安いほどありがたい」
「いやむしろ、安けりゃ、なんだってOKだYo!」
という意味になります。

顧客のマインドとして、まず「ィェアスィェガ・ゴッツォ!」があるんです。
まあ、何だって安いに越したことはありません。わかります。
「とにかく一円でも安く物を買いたい!」
大変よくわかります。
しかし、この考え方には大きな問題があるんです。

それは、ここで判断の対象となっている価格というものが
イニシャルコスト(初期コスト)のみしか考慮されていないことです。

別に、箱ティッシュを1ケ買うというのなら、それで問題ないかもしれません。まさに主婦の発想です。

でも、それと同じマインドで、住宅リフォームを考えていいものでしょうか?
ティッシュはあっという間に使って無くなる消耗品ですが、住宅は違います。長い年月をそこで暮らします。維持管理にもコストがかかりますし(メンテナンスコスト)、最終的に解体するにもコストがかかります。
これらを総合したトータルコスト、あるいはライフサイクルコストを考えねば、本当に安いとは言えないはずです。
安くリフォームしても、しょっちゅう修繕していては意味がありません。
安い工事金額の提示に目が眩んで、長い目で見たときに損をしないようにしたいものです。

こうした中、一番重要で今後求められていくと思うのは、顧客の正当なジャッジです。本当に価値ある安さとは何か?

公共事業の発注主体ですら、それを十分に考えていません。
その証拠に、公共事業は入札によって受注者を決定しているんです。初期コストにあたる「応札額」が安いものが仕事をとるんです。
そうして初期コストを抑えたとしても、粗悪業者の施工により後々救いようの無い負債を抱えることも少なくありません。
彼等、発注担当者の口からは今日も
「ィエアスィェガ・ゴッツォ!」、、、です。うんざりです。

トンネルを、ダムを、道路を、、、箱ティッシュを買うのと同じ主婦感覚で買おうとしている。
そんなことがあっていいのか?

でもこれは彼らが非専門家なので、ある程度はしかたがない。
住宅や土木構造物の価値を測るための知識や見識がないのでしょうがない部分なんです。
ですから私達専門化の説明力、説明責任を果たす力が問われます。

いっしょになって、「ィエアスィェガ・ゴッツォ!」
に付き合ってばかりではマズイと思うんです。
本当に価値あるものは、ライフサイクルを通じて安く、ライフサイクルを通じて環境にやさしいはずです。こうしたライフサイクルの視点を顧客へ提案していかねばならないでしょう。

脱ダムの果てに

  • 2007/09/11(火) 12:00:17

長野県で記録的豪雨があったようですね。
高齢化率全国?1の集落において道路を含めたあらゆるライフラインが寸断され、一人暮らしのお年寄りが孤立したりで深刻な事態です。

長野といえば記憶に新しいのが「脱ダム宣言」です。
この宣言はとうの昔に撤回されたものではあるんですが、
これによって長野の河川砂防行政によるダム整備が大幅に停滞したことは間違いないでしょう。

このたびの大災害は、脱ダムの負の側面が発現したものです。
それと気付いているひとは少ないですが。

田中元知事の発案とはいえ、県民全体の総意として脱ダムを宣言した。
このとき、
今回のような豪雨による河川の増水が起こった場合の、ダムが無いことによる「災害への無防備さ」は、当然わかっていたわけであり、長野の人々は、いつか必ず起こるべくして起こる多大な被害については“受け入れる”ことを選んだわけです。

ただ、県民全員が正しい情報を与えられた上での脱ダムであったのかは、私にはわかりません。

その結果がこれである、と私は思ってしまった。

今年の梅雨時分の豪雨においても、四国の「さめうらダム」は流域の人名と資産を救いました。あれが無かったとしたら、今回の長野のような事態が毎年起こっているのでしょう。

実にわかりやすい。

ダムという言葉を「無駄な公共事業の代名詞」のように使う人は多いけれど、そういった短絡的な思い込みからくるイメージは、なるべく早く払拭するべきだと思っています。

土木工事と住宅リフォーム

  • 2007/09/10(月) 12:45:45

時間があいてしまい申し訳ありません。
住宅リフォーム業の「大手VS中小」の話のつづきです。

言いたいことは多岐にわたり頭の中が雑然としてきたのでマインドマップ描きました。




要するに、住宅リフォームは私たちが深く関わっている公共土木工事とものづくりの過程や特徴が非常に似ていることに着目しました。

共通する部分が多いです。

それは何かといいますと、まず
リフォームは、現地単品生産つまりオーダーメイドだってことです。

例えば、まっさらの新地に新築の住宅を建築するのは比較的簡単です。
マニュアルどおりにやればいい。
プレキャスト化された部材を、順序どおりに、適切に訓練された人材が組上げ、適切な段階で検査を行いさえすれば、、、

結果として、同じ品質の製品(家)が出来上がる(ハズである)。

これは、いわゆるISO的ものづくりの発想です。
すなわち、工場(均質な条件が整う場所)での大量生産に適した考え方なんです。

しかしリフォームはこれでは対応できません。
だって、既に存在する既往の住宅をベースに、これをより良いものへリフォームするわけであって、現地の条件が、現場毎に異なるからです。

家毎に、基礎の条件も、家屋の健全度も、歴史も、気候も、風土も、受けてきたストレスも、まーーーったく違います。

同じ現場は、ひとつとしてありません!

これに対して、大手メーカーが得意とする、あまりに高度にマニュアル化され、プレキャスト化された「ものづくり手法」で対応しようとすれば、かならず無理が生じます。

そこにこそ、地域密着型の中小企業の活躍の場があるのではないでしょうか。

公共土木工事も、これと同じです。

仮に、ダムを1基こしらえるとして、
共通の設計基準はあるとしても、地形や地質、地勢、歴史、水理、、、
それらの特質が現場毎に異なっているため
どのダムひとつをとっても、同じ設計のダムは
ひとつとして存在しません。

土木工事は、現地単品生産なんです!

そういう複雑で、現場毎に臨機応変な対応を必要とする「ものづくり」においては、ISOみたいな工場の生産ラインで大量生産する製造業的な発想の品質管理手法は、まったくの無力です。

徹底的な現場主義と、経験に裏打ちされた高い技術力が必要となるんです。

住宅リフォームにおいても、やはり武器とすべきは“現場主義”じゃないでしょうか。

ただし、もちろん大手か中小の選択は、最終的には顧客(家の住人)が行うわけでして、「買う側の資質の問題」も無視できませんよね。その点に関しては、次回に譲ります。



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