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オモシロ技術塾

  • 2009/02/27(金) 11:50:17

先日、島根県技術士会の青年部活動に参加してきました。
青年部は独自に「オモシロ技術塾 」という活動を月1回くらいのペースで開催しているんです。
有志が講師になって得意分野の研究発表や講演を行い、それを題材にディスカッションする感じ。
なかなかユニークです。

今回は7回目ということだったのですが、実は私、青年部に所属していつつも、これまで全く参加していなかったんですね。
理由は単純に多忙だったためで、せめてもの後方支援に技術士会HP で塾のコーナー設置したりするのが精一杯でした。

で、今回初参加した次第ですが、なかなかオモシロかったです。
退屈することは全く無くて、時間が許すならもっと続行したいと思うくらいでした。
やはり同業あるいは異分野の技術士さんと業務抜きでカラむのは楽しいものです。社外の動向に目を向けることで大いに刺激を受けますし、そのうち何か新しいものがここから生み出されるかもしれません。そういうワクワク感が少なからずアル。

参加資格に特段の制限があるわけではありませんし、気軽な感じです。
ですから島根県近隣に在住の技術士や修習技術者の方は、是非参加してみてください。
お勧めします。

CPDを振り返る

  • 2009/02/24(火) 13:48:51

技術士には、自分の技術力や知恵や見識や人間力が、時間の経過とともに錆び付いたり、陳腐化したり、時代遅れになったりしないように、常に己を磨く責務が課せられています。

この責務をCPD(継続研鑽)と呼んでいます。

さて、日本技術士会のCPD認定会員に対して、CPDの監査が入るということなので、この際に自分のCPD記録を改めて見直してみました。

日本技術士会のCPDである「e-CPDシステム」の場合、ウェブ上から記録を登録,管理できて、成果の一覧を確認できます。
結構便利なんですよー。
形態別とか課題別にグラフ化することができまして、私の場合は2005年4月以来のCPD記録が、こんな感じ。

CPD

んーと、、、年間50CPD時間のボリューム推奨値は余裕でクリアしてますし、
質的にも課題,形態ともに極端な偏り無く多様性があって、ま、良いんじゃないでしょうか。
実際には、自己学習とか、もっとやってますけどねー。4年でたった8時間なんてありえないし。
ただ、自己学習は第三者的に成果を証明する紋切り型がなくって、なにかと資料を残すのが面倒なために割愛しているだけです。
逆に講習会参加だけで年間平均30単位以上も取得しちゃってますね。特段にガッツいてるつもりは無いんですが、今の自分に必要だと思われる講習に出席しただけで、結果こうなっちゃってます。
今後も、講習会参加のイッペントウにならぬよう、論文発表やら技術指導やら委員就任などをやりたいな。
それでこそ技術士のCPDだと思いますしね。

配筋探査技術者講習

  • 2009/02/16(月) 16:52:07

今日、明日の二日間かけて、大阪で配筋探査技術者講習会を受けています。
要は、コンクリート構造物内部の鉄筋の配置を非破壊で探査するための技術を学ぶもので、これがないと資格試験をうけられないというやつです。
コンクリート診断に今後必要となりそうなので、部長と二人で参加しています。
主催団体が、「日本非破壊検査工業会」なんですが、、、

これまた「日本非破壊検査協会」なんて、別の団体もあったりして、、。 なんか ぁゃɩぃ・・・

この2日間の講習受けてようやく受験資格が発生して
学科試験うけて
実技試験対策の講習(任意)を受けて
実技試験うけて
登録にも費用がかかる
そして数年毎の更新にも費用が、、、
・・・・
うーん、お金と手間がかかるなあ、、。

それから、この記事かいてるところで、「はいきんたんさ」って入力したら、

拝金探査
って変換されました、、、、。

うーん  拝金、、、、、、、

あながち間違ってないかもしれないところが、絶妙です、、(泣

応用地質に投稿!

  • 2009/02/12(木) 16:35:14

本日、日本応用地質学会の会誌「応用地質」2009年2月号が手元に届きました。






私が昨年投稿したものが[提言]という形で掲載されるので、内心首を長くして待っていたところです。

タイトルは、

環境地質学にもとづく日本のジオパーク論
−島根県の「神西湖」を題材として−


いやー、待ってました。

論文の投稿などに慣れていらっしゃる方にとっては、造作も無いことでも、慣れない私にはなんとも五里霧中かつチャレンジングな作業であって、その分、頭を抱えて固まったり、遠回りしたり、眠れない日もあったり、恥をかいたりと、いろいろありました。

アブストラクトの作成から最終的に査読を受けてアクセプトされ、そこから掲載に至るまでの道のりの長いこと・・・。
ここみたいなブログとかで好き勝手に想いを垂れ流すのとは次元が違いまして、論文として受理されるために遵守すべきルールやら流儀やら、知的財産権のカラミやら、、、、、
自分の想いを、より厳格な場で形にして主張するにはクリアすべき課題が実に多いことを痛感しました。

それだけに自分の取り組みや、秘めた想いのようなものがようやく“日の目を見た”ということで、喜びひとしおです。


なんか、定期購読してる学会誌とか、いつも漠然と読んできましたが、投稿してらっしゃる方々の苦労とかが今回は本当に骨身に染みました。
いやー、みんな凄いんだなぁ。これからは背筋を伸ばして読まんといけないかも。

「派遣斬り」騒ぎへの苛立ち

  • 2009/02/06(金) 09:59:16

人口減少時代に突入して、キツイ仕事をやってのける現場人はますますいなくなる一方のなかで、あらゆる作業が機械化,自動化へ進むのは避けがたいかもしれません。

しかし同時に、職を失って路頭に迷っている人々が増えるという一見して矛盾する現実もあります。

   ※ ※ ※

昨年末、都会で“ハケンギリ”された人々が集って炊き出しが行われるというような派遣村が発生していましたね。
たしか300人くらいの派遣労働者さんがいたように記憶しています。

不謹慎かもしれませんが、こう思いました。
「うわーもったいないなー。
300人もいたら、私が所属しているのと同じくらいの規模の会社が10個も作れるじゃないか!!行政に抗議するだけじゃなくって、このマンパワーをなんとかならんのか!?」

・・・私たちの業界に言わせれば、

    派遣労働者を使えるなんて 贅沢の極みです。

いま巷で騒がれているようなハケンギリ、
それは私たちの業界では、とっくの昔、、、10年くらい前にあったことで、マスコミは騒いでいても、“今更”感が強いです。今では派遣社員さんなど見る影もなく、それどころか正社員斬りが日常的に行われている状態です。
新卒社員も入ってきません。

もともとパートや派遣さんや、若手社員にお願いしていた作業全部を、管理技術者クラスが引き受けており、かつての3人分くらいの作業を1人でこなすことで経営が辛うじて成り立っている。

それは技術士でも例外じゃない。

そうした中で、300人もの人が成すすべなく炊き出しを受ける状態を見て、単純に同情することよりも、なにか苛立ちを強く感じてしまったのでした。

「これだけの人的資源があれば、大きな会社がつくれるじゃないか・・・リーダー不在の人の群れとは、これほどまでに無力なのか・・・」
突如として(本当は予測できたはず)職を失ってしまった(そのリスクも承知の上のはず)方々には酷な表現だったかもしれません。しかし、それが何年も前から地方で“泥水をすすりながら耐え抜いてきた”土木業界人の率直な感想です。

「楽して高収入が勝ち組!」のようなスケベ心が無くなれば、日本国内にもまだ働く場所は沢山あるし、建設業のようにいわゆる3Kな仕事をもっと高く評価する気風が還ってくれば、冒頭で書いたような矛盾,不均衡は減ってゆくと思います。

スケッチは高度です

  • 2009/02/02(月) 12:28:09

「防災ブログ Let's Design with Nature」の下河さんの記事を読んで私も思い出したんですが、、、

現地踏査などに代表されるような、定性的で、非線形的な成果品について、発注側からの評価(の高さ)が十分でない、といつも感じます。

下河さんは、自らが作成されたスケッチについて、発注担当者から「高度なスケッチは困る」と言われたそうですが、まさに迷言であり、噴飯ものですね。

私に言わせたら、

スケッチは高度な技術を持ったものにしかできません。

現場から読み取れる無数で多様な情報源から、経験と直観力によってノイズ(調査目的に対して無用なデータ)を削ぎ落とし、抽出したシグナルのみを、非専門の人々にも「見える化」する。その作業が現場の技術者の脳内で瞬時になされる。

それこそがスケッチです。
未熟な人には到底出来ない。

たとえ行ってみたとしても、熟練者とのが激しく出てしまい、その人の未熟さが露呈するだけです。

地表踏査の成果品は、情報が単純に数値化できない定性的で非線形なものが多いですから、その品質の評価も簡単ではありません。
平たく言いますと、ボーリング掘ったり、測量したりっていうのは、掘進延長○○mとか、図化面積△△ヘクタール、のように積算上の数値化がし易いです。それに対して踏査は1箇所とか1地区とかの“どんぶり勘定”になりがちです。
面積当りの単価を適用してもらえる場合もありますが、それは高速道路設計のときなど大規模事業に限られ、その他の面積狭い(けど精密な)踏査の場合は、その精度が対価に全く反映されず、内心残念に思います。

がんばっても、手を抜いても、赤字確定。

地表踏査はいつもそんな感じですが、それでも私や下河さんは手を抜かないわけです。
我々だけでなく「マトモな技術者」ならば、後続する事業に与える重大さを予測して、全力を尽くそうとします。
最悪の場合、我々技術者を支えているのは「使命感」とか「心意気」のみ!って業務も少なくありません。

それを「成果の品質レベルを低いほうに合わせろ」ってのは、あまりに酷い。

踏査の意義とか重要性とか、それに適正な調査費を計上してくださいとか、、、こちらからも常日頃アピールしてはいるんですが、

発注サイドの担当さんにも、そのあたりを理解できる“目利き”であってほしいと切に願います。

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