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座学だけがCPDではない

  • 2009/01/13(火) 09:18:06

前回、CPD監査の話題において、
技術士以外の建設系CPDシステムが、講習会という形態に偏重しすぎている懸念について書きました。その補足になります。

私は、座学もときに必要だと思っていて、それを否定するつもりはありません。
特に、全く未知の分野のスキルを習得したいときなどはまず座学の手間を惜しんではいけないとも思います。

ただし、それしかCPD(のポイント)として認めようとしない排他的な姿勢は問題でしょう。

技術士以外の建設系CPDが講習会に偏重するのは理由があると思います。
それは講習会という形態が、定型的で標準化し易く、CPD“ポイント”として定量的に評価しやすいからだと思います。
第三者的なチェックが楽というのが大きな理由です。

でもOJTや個人の自主的工夫による非定型の学習もそれ以上に評価してほしいものです。

その自主性こそが継続教育,継続研鑽の本質の部分だと思うからです。

一見、他人から見て、専門分野とかけ離れた行為であっても、ある技術者にとっては貴重な研鑽かもしれません。

極端な話、土木構造物設計を専門とする技術者が「料理教室」に通った場合、それはCPDとして認められる可能性は低いです。
しかしもしかすると、料理教室に通うことが技術者の“食”に対する見識や、ひいては地球環境への関心へ飛躍するかもしれません。
それが彼の土木設計に伴う環境影響緩和措置に関する今後の思想へプラスとなるかもしれません。
そういったプラスの影響を明確に意識できたときや、本人がそれを意図的にねらって受講するケースなどは、全く異分野の学習内容であろうとCPDに値すると考えます。

そして私が最も危惧しているのは、

「協会がCPDポイントとして認めてくれる“おいしい”講習会は受けるけど、それ以外の努力は、どうせCPDポイントに認められないから、しない」

というような本末転倒な風潮が蔓延することです。

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